東京ドーム1.1倍の敷地
インターネットデータセンター事業を運営する「
さくらインターネット株式会社」は、15日、
石狩データセンターを開所した。同社の発表によれば、
石狩データセンターは、
クラウドコンピューティングに最適化された日本最大級の郊外型大規模データセンター
だという。また、データセンターはサーバーなどを冷却する必要があるが、同センターは、
北海道の冷涼外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率の向上
が図られているという。敷地は東京ドームの約1.1倍。敷地のスケールメリットや、外気を利用した冷房の使用でコストを大幅削減、「日本のITコストを世界標準へ押し下げる」ことを目指すという。
クラウドサービスも開始
また、
石狩データセンター開所に合わせ、同日から、サーバやネットワークを自在に構築できるパブリッククラウド「
さくらのクラウド」の提供を開始した。「
さくらのクラウド」は、
ネットワークを自分で配線し、あたかも手元のサーバを操作するかのような直感的で自由度の高いサーバ環境を、圧倒的なコストパフォーマンスで提供
するとしている。

さくらインターネット プレスリリース
さくらインターネット、2011年11月15日に石狩データセンターを開所~外気冷房の活用によりPUE1.11を実現し日本のITコストを世界標準へ~さくらインターネット、サーバやネットワークを自在に構築できるパブリッククラウド「さくらのクラウド」を11月15日より提供開始~2011年11月開所の石狩データセンターでの第一弾サービスとして登場~
さくらのクラウド石狩データセンター