The Next Webが報道、正式版は依然不明
最新版Windows OSとしてリリースが注目される「Windows 8」。そのパブリックベータは来年2012年の2月に登場する見込みだと、The Next Webが報じた。
The Next Webによると、Microsoftに近い情報筋から得られた事実として、ベータ版の公開時期は2月としている。ただ、目下2012年中にも、と期待されている正式版のリリース日については、やはり不明なようだ。
この報道がある一方、ZDNet.comのMary Jo Foley氏は、1月の10日~13日にかけて開催されるイベント「Consumer Electronics Show」ののちにベータ版が登場すると聞いているが、具体的な日付は不明だとしている。
タイミング的には信憑性もありそう
Windows 8のベータ版が仮に2月に出たとすると、6月には製造工程向けのリリース段階に至ると予想され、正式出荷版は第3四半期にも登場となるだろう。そうすれば、来年の年末商戦用のパソコンやモバイル端末にきっちり搭載できる。タイミング的には悪くない話だ。
6月には、MicrosoftのStrategic and Emerging Business Development担当バイスプレジデントのDan'l Lewin氏が、Windows 8のリリースは2011年秋になるということを示唆する発言をした。だが、これは今の時期にはすでにベータ版が登場している前提での話であったため、まだ登場していないことを考えると、それより遅れる可能性もあるのかもしれない。リリース時期はまだ微妙な状況にあるようだ。
ちなみに、米国時間12月6日には、Windows 8のアプリストアである「Windows Store」のプレビューイベントがサンフランシスコで開催される。イベント内では、同ストアの詳細情報が発表されるとみられており、次期Windows関連としては、こちらも気になるところだ。
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