新サービス・ビジネスを共同開発
株式会社ミクシィとTwitter Japanは30日、予定していた共同記者発表会を開催し、各サービスやビジネスにおいて、連携を強化することを発表した。今後はmixiとTwitterの双方の特徴を活かし、日本国内に根ざしたコミュニケーションインフラを開発、提供していくことを目指すという。
新サービスでは、まずmixiアプリを使ったクリスマスキャンペーンの「mixi Xmas 2011」において、Twitterの広告「プロモトレンド」を連携させる。プロモトレンドは、Twiterの「トレンド」最上部に“Promoted”の画像とともに表示される広告枠で、ここにmixi Xmasのハッシュタグが掲載されるという。
mixiでは、マイページ上に靴下を飾り、マイミクと互いにベルを鳴らし合ってポイントをためるという企画で行われる。このポイントに応じ、専用アイテムやプレゼント応募などができる仕組みだ。今回はクリスマスでの広告連携だが、今後季節イベントで定期的に同様の連携が実施されるという。
ユーザーはTwitterとの連携で、マイミクに対し、「mixiボイス」で情報を発信できるだけでなく、ハッシュタグを自動的につけた状態でTwitterへの投稿が可能になり、より多くのユーザーへその情報を届けることができるようになった。
また、緊急時や災害時に友人と位置情報を共有するサービスでも提携を予定しているという。これはiPhoneアプリ「Pelo(ぺロ)」というもので、来年2012年1月リリース予定だ。mixiもしくはTwitterのIDでログインし、自分の位置情報のリンクをコメントとともに投稿できる。安否確認などに便利なよう、公開範囲を選んで伝えることができるそうだ。Androidアプリでも提供の予定があるという。
mixi既存のサービスでも連携を強化
ミクシィではこれまでmixiボイスとTwitterを相互に連携させたり、mixiページでTwitter投稿機能を標準搭載するなど連携を進めてきたが、今後さらに既存サービスにおいても、その連携は強化されるという。
具体的には、Twitterからの友人申請機能を導入する予定があるといい、具体的な方法は未定だが、近く決定次第詳細も明らかにされるだろう。また、mixiの日記で書いた内容をよりオープンに公開したいと思えば、そのURLをツイートできるようにする機能を取り入れるそうだ。これらの機能はmixiユーザーが許可した場合のみ有効になるものとするという。
mixiプレスリリース株式会社ミクシィmixiTwitter