タブレットから遠隔操作で点灯
7日、
ローマ法王ベネディクト16世が「世界最大のクリスマスツリー」の点灯を
タブレットPCから“タップ”による遠隔操作で行ったことを、
バチカンの情報サイト「
NEWS.VA」が報じた。
このことを取り上げたAFP BBNewsの記事によれば、ツリーはイタリア・ウンブリア州
グッビオ(※)の山に400個の大型電球を使って描かれたもので、その大きさは縦
750m、横幅は最長の部分で
450mあるという。また頂点に描かれる流れ星は約250個の電球で出来上がっており、大きさは実に1000平方メートルという驚きの大きさだ。
[グッビオのクリスマスツリー。町の公式サイトより]
ローマ法王、iPadからツイートも
ローマ法王がどのタブレットを使ったか気になるところだが、AFP BBNewsは、
ローマ法王庁が今年6月29日に
バチカンの情報サイト「
NEWS.VA」を開設したことを報じており、その際、
ローマ法王自身が
アップルの
iPadを使って
Twitterに投稿する様子を伝えている。おそらく、今回のツリー点灯も
iPadからだろう。
[タブレットをタップする法王(左下)。NEWS.VAより]
ちなみに、
NEWS.VAオープンの際の
ローマ法王のツイートは以下の通り。
Dear Friends, I just launched News.va Praised be our Lord Jesus Christ! With my prayers and blessings, Benedictus XVI(友よ、News.vaを開設した。主を讃えよ!祈りと祝福を、ベネディクト16世)
※グッビオ:イタリア中部ウンブリア州の高原地帯にある町で、「中世の石の町」と呼ばれる。町の公式サイト(下部にリンク)によれば、「ルネッサンスの時代から脈々と受け継がれるさまざまな工芸の職人たちが暮らす美しい町」だという。名産品は高級食材白トリュフ。07年には実に950gの巨大白トリュフを収穫している。

NEWS.VA
Pope Benedict XVI and the Christmas tree in the Italian town of GubbioVatican-news on Twitter
AFP BBNews
ローマ法王、タブレットPCで「世界最大のクリスマスツリー」を点灯ローマ法王がツイッターとiPadデビューグッビオ(公式サイト)