ソーシャルゲーム分野でさらに世界展開を
GREEを運営するグリー株式会社が、14日、オンライン決済サービスPayPalを運営する米PayPalと戦略的業務提携を結んだことを発表した。PayPalは世界190か国で1億人以上のユーザーを獲得しており、グリーはこの提携を通し、さらにグローバルなモバイル向けソーシャルゲームプラットフォームの展開へと乗り出すとみられる。
まずこの提携により、発表同日である14日から、日本のスマートフォン向けGREEにおいてPayPalの利用が可能となった。GREEのゲーム内などで利用する仮想通貨「コイン」をPayPalで購入できる。今後順次各国のプラットフォームでも、PayPal支払いに対応していくという。
PayPal導入を記念したキャンペーン実施も予定
グリーは近年、10億ユーザーが使うソーシャルプラットフォームの確立を目指し、各国へ積極的に進出。グローバル化を加速度的に進めており、今回の提携を足掛かりに、さらにそのペースを上げたい考えだ。
一方のPayPalとしては、GREEに同サービスを導入することで、日本のPayPalユーザー数の拡大を狙う。
今回の提携を記念し、来年1月11日から2月10日までの期間、PayPalを利用してGREEの「コイン」を購入すると、抽選で200名に1万コインがプレゼントされるというキャンペーンも実施する予定だそうだ。
グリー プレスリリースグリー株式会社PayPal