自動で映像や画像コンテンツを認識、情報を検索
インターネット上の違法投稿コンテンツの検出を主な活動とする米Vobileの日本法人、Vobile Japanがスマートフォン市場において新事業に進出することが分かった。
Vobile Japanが手掛けることとなった新事業は、自動で映像や画像のコンテンツを認識し、関連する情報を自動検索するオート・コンテンツ・レコグニション(ACR)事業とよばれるものだ。
新しい広告のかたちとしても注目
このソリューションにより、街角で見聞きした看板や広告、音楽などにVobileが開発した専用のアプリをインストールしたスマートフォンを向ければ、関連する情報を自動的に検索し、表示することが可能になるという。
たとえば魅力的な新製品の広告を見たとする。それにスマートフォンをかざすと、その商品のメーカーサイトや取り扱っている店舗、ネット通販業者などを画面上に表示するといったものだ。
画像だけでなく、音楽も自動で認識し、ダウンロードサイトへ直結、気に入ったらすぐ手に入れられるようにできるという。消費者として便利に使えるほか、企業にとって新しい広告のかたちとしても魅力的なものとなるだろう。
違法なコンテンツを検出する、誤認性の低い同社の技術が活きる、新たなサービスとして注目される。

Vobile Japan
http://vobile.co.jp/