福岡の高校生が開発
お正月といえば、お年玉と思いつく人は多いだろうが、インターネット上でお年玉をもらおうというサイトが登場し、話題を呼んでいる。そのサイトは「お年玉.me」といい、お年玉が欲しい人が登録して、あげたいと思う人との間をつなごうというものだ。
お年玉をもらいたいと思う人が登録を行い、あとはお年玉をあげようと思う人が現れるのを待つだけと、仕組みはいたって単純なのだが、サイトを開発したのが、福岡のベンチャー企業「株式会社7sense(セブンセンス)」で、現役高校1年生で16歳にして企業し、社長となっている会社だというから驚きだ。この話題性もあり、ネット上で大きな注目を集めるサービスとなっている。
被災地への寄付も
「お年玉.me」では、お年玉が欲しいとして登録できるのは、未成年および学生のみとなっており、お年玉をあげたいとサイトに贈られたお金は、全体の収益から60%をユーザーに配分、30%を被災地東北地方に寄付し、残りの10%が運営会社の売り上げとするそうだ。
どのくらい「お年玉をあげたい人」が集まるかどうかは見通せないが、Web上でお年玉がやりとりされるという発想はユニークであり、被災地支援と結びついた活動としても注目される。
株式会社7senseでは、Webサービス開発やスマートフォンのアプリ開発などを行っているそうで、若干16歳の吉田拓巳社長の新鮮なアイデアが今後も期待される。

お年玉.me
http://otoshidama.me/お年玉.me Facebookページ
http://ja-jp.facebook.com/otoshidama.me7sense Inc.
http://www.seven-sense.com/#top