Facebookのつながりを分析、情報提供
日本経済社とグルーヴィーメディアが6日、Facebookでユーザーの好みなど属性を分析する解析ツール「INSIGHTMILL(インサイトミル)」の提供を開始した。このサービスは、昨年7月から一部企業にテストサービスとして提供されていたもので、今回はその正式リリースとなる。
このINSIGHTMILLでは、キャンペーン応募やアンケート、投票などの機能も備えている。システムとして利用すれば、取得した情報を整理、蓄積するデータベース機能と、Facebook APIとの連動機能が利用できるという。
マーケティング分析に有効
情報の分析としては、そのユーザー、ファンがどのような興味関心を持っているグループを形成しているのか、どのくらいの分布量となっているのか把握できるクラスタリング分析や、つながりを可視化するソーシャル・グラフ分析、これに興味関心のグラフと合わせて表示するソーシャル・インタレスト分析などが使用可能だそうだ。
さらにFacebookページにおける回答をランキング化したりすることも可能だという。SNSが急速に広がり、マーケティングにも大きな意味を持つようになってきているだけに、注目のサービスとなるだろう。
価格は初期設定10万円、月額利用料で9万円となっている。データ収集アプリが不要な場合は、月額が6万円になる。提供はFacebookアプリ、データベース、分析メニューなどの管理画面をASPで行い、ローデータはCSVファイルでダウンロード可能としている。
同社らは、オプションサービスとして、データ分析にもとづいたプロモーション立案など、より踏み込んだコンサルティングサービスも提供するそうだ。

日本経済社
http://www.nks.co.jp/グルーヴィーメディア
http://www.groovymedia.jp/