iPhoneやiPadに連携する腕時計型デバイス
ADR studioは1月28日、「
iWatch2」を発表した。これはWiFiやBluetoothでiPhone/iPadと連携する腕時計タイプのデバイスだ。だが、最初にお断りしておきたいのは、これは「コンセプト」だということ。
すなわち、
ADR studioが「実現してほしい」と考えるアイディア=コンセプト(画像含む)を公開しているのだ。
ADR studioは、近い将来リリースが期待される「
iPhone5」のコンセプトもすでに公開済みだ。
“初代”「
iWatch」(下部にビデオ掲載)は2010年5月に“リリース”されており、主要なIT系のサイトでも紹介された。今回はそのヴァージョン2。
ADR studioは、現実にはリリースされていない製品の第2世代が発表されるのは初としているが、それは当然だろう。これはちょっとしたシャレと受け止めるべきか。
コンセプトながらケースまでデザイン
コンセプトとしての「
iWatch2」のスペックは以下の通り。
・WiFi/Bluetooth対応(iPhone、iPadと連携)
・32GB
・LCDプロジェクター搭載
・フェイスカメラ(腕時計でチャットも可能)
・RSSリーダー
・天気予報表示
スペックもさることながら、デザインも洗練されており、スマート。説得力がある。アップルらしいとも言えるのではないだろうか。これは実現してほしいものだ。
ちなみに、
ADR studioはご丁寧に
iWatch2用のケースまでデザイン。これがまたアップルらしさもあり、さらに、上蓋がiPhoneなどのロック解除のスライドスイッチと同じ仕様になっているという凝りようだ(画像参照)。なんとも遊び心にあふれている。
[左にケースのフタ。スライドロックが(ADR studio掲載)]

ADR studio:iWatch2 is here!
http://www.adr-studio.it/site/?p=381[“初代”iWatch]