「AMD Financial Analist Day」で明らかに
米AMDが現地時間2日、同社恒例のイベント「AMD Financial Analyst Day」を開催し、このなかでタブレット向けのAPUを今年の後半にも出荷開始する予定であることを明らかにした。
具体的な開発ロードマップも明らかにされ、これにしたがいAMDとしては初となるタブレット端末向けのAPUが投入される見通しだ。パソコンやサーバー向けのCPUでは、大手としてのシェアを確保するAMDだが、タブレットやスマートフォン分野への進出が見られなかったため、このAPUで本格参入することとなる。今後成長の活路を見いだせるか注目される。
2012年後半の動向が注目
発表されたところによれば、CPUとGPUを統合したAPUの超低消費電力版をOEM向けに出荷するという。開発コードは「Hondo」で、「Bobcat」コアも搭載している。
このほかイベント内では、主力製品のデスクトップ向けCPU、ノートブック向けCPU、デスクトップ向けGPU、モバイル向け、サーバー向けなど各種のロードマップが公開された。第2世代のFXシリーズ「Vishera」もやはり今年後半に投入されるそうなので、この時期の注目が高まりそうだ。

AMD Blog
http://blogs.amd.com/fusion/2012/02/02/strengthening-our-client-roadmap/AMD
http://www.amd.com/us/Pages/AMDHomePage.aspx