WiFiとLTE、2バージョンか
期待の高まっている
iPad3。そのプロトタイプを所有しているという人物からの画像付きの情報を得たと、1日、BGRが報じた。画像は「iBoot」と呼ばれる開発・デバッグ用ツールのスクリーンショットのようだが、そこからは多くの情報を読み取れるという。ただ結論的には、今回BGRが報じた範囲には際立って新しい情報はなかった。
まず、モデルナンバーにJ1とJ2(iPad3,1、iPad3,2に相当)があるが、これらは別のiPadというわけではなく、同じiPadのバージョン違いだという。すなわち、ひとつは
WiFiのみに対応で、もう一方が、高速通信の
LTE/
GSM/
CDMAに対応したものとのことだ。
[BGRが掲載したスクリーンショット]
やはりクアッド・コアか
また、これまでのウワサ通り、プロセッサはA6(モデルナンバー=S5L8945X)が搭載され、それはやはり
クアッド・コアのようだ。このプロセッサにより、
iPad3は「これまでのiOSデバイスの中で最速になる」とプロトタイプの所有者はBGRに語ったという。
今回の情報には特に目新しいものはないが、9TO5Macが指摘するように、これまでウワサされて来たものが裏付けられたということはできるかもしれない。

BGR:Photos show quad-core iPad 3 processor, Wi-Fi and global LTE options
http://www.bgr.com/2012/02/01/ipad-3-photos-show-quad-core-processor-wi-fi-and-global-lte-options/9TO5Mac:Debug tool shows quad-core A6 and LTE capabilities on iPad 3
http://9to5mac.com/2012/02/01/debug-tool-shows-quad-core-a6-and-lte-capabilities-on-ipad-3/