アカマイが平均最高接続速度を調査
コンテンツ配信事業などを幅広く手がける、米アカマイ・テクノロジーズが14日、2011年第三四半期版のインターネットの現状を伝えるレポートを発表した。それによれば、インターネットの平均最高接続速度ランキングで、茨城県下妻が国内第1位、世界ランク3位に入ったという。
調査結果は、アカマイのネットワーク「Akamai Intelligent Platform」で収集されたデータから導き出されたもので、2011年7月1日~9月30日の期間のものだそうだ。Akamai Intelligent Platformは、世界71か国、約1900のネットワークで展開する95,000台を超えるサーバで構成されているプラットフォームで、全世界におけるウェブトラフィックのうち、最大3割を処理している。
日本は他の都市も健闘!アジア都市が上位独占
茨城県下妻は55.4Mbpsで、平均最高接続速度、世界都市別ランキングの3位にランクインしたが、トップテンのなかに4位神奈川、5位横浜、6位東海、7位浦和、8位丸の内、10位長野と7都市もランクインを果たした。総じて最高速度は速いといえるだろう。なお、他の3都市はすべて韓国の都市である。
平均接続速度の世界ランキングでも、下妻は6位にランクイン。以下4都市がトップテン入りだ。上位100都市の内訳では、65都市をアジアの都市が占めており、国別の平均接続速度をみても、1位が韓国、2位香港、3位日本と、アジア太平洋地域がトップ3を独占している。

アカマイ プレスリリース
http://www.akamai.co.jp/enja/html/about/press/releases/2012/press_jp.html?pr=021412