プレミアムエージェンシーが「千鳥」を提供
3Dアニメーションなどグラフィックス制作をはじめ、マルチメディアコンテンツの開発を手がけるプレミアムエージェンシーが6日、3Dグラフィックス描画エンジンである「千鳥」のAndroid版とWindows版を22日から無料で提供することを発表した。アニメーション制作を行う者にとっては、うれしいニュースだ。
「千鳥」は、iOS、Android、Windows、Xbox360、PlayStationシリーズ、Nintendo Wiiなど、マルチなプラットフォームに対応した3Dグラフィックス描画エンジンで、同社が実際に制作で使用するために自社開発したものだそうだ。無償公開を行うことで、世界の新しいクリエイターらを支援するとともに、スマホアプリのリッチコンテンツ化に寄与したいという。
3Dを用いた制作、開発が手がけやすく!
この「千鳥」を使えば、3Dグラフィックスを用いたゲームやスマートフォンアプリを開発することができる。3Dグラフィックスソフトウェアの「Autodesk Maya」と併用すれば、リアルタイムに制作したデータの調整もでき、制作を行うクリエイターにとって、作業の大幅な効率化が図れるそうだ。
Android版、Windows版以外のプラットフォーム向け「千鳥」は有料だが、こちらも価格を見直し、これまでよりもさらに低価格で提供することとしたという。ぜひ幅広く活用してほしい。

プレミアムエージェンシー プレスリリース
http://www.premiumagency.com/news_release.pdf千鳥
http://www.premiumagency.com/chidori.php?lang=ja