Appleシニアディレクターが明かす
米Appleが新サービス「iTunes Match」を今年2012年の後半にも、開始する見込みだ。日本国内でも利用可能となるようで、すでにサポートページが開設されている。
先日、こちらでも「iTunes in the Cloud」のサービスのスタートを伝えたばかりだが、今回の「iTunes Match」では、iTunes Storeで購入した楽曲のみならず、それ以外の自分が持っているコンテンツとしての楽曲データを、iTunesで購入したものと同様に、同期・共有ができるサービスだ。
このサービス開始は、Appleのアジア太平洋地域&カナダ担当シニアディレクターを務めるピーター-ロウ氏がAV Watchのインタビューの際に明かした。
有料ながら利便性は飛躍的に向上!
この「iTunes Match」サービスを使えば、すでに保有している楽曲データとiTunesライブラリにあるカタログをマッチングしてくれ、一致したものについてのクラウド利用ができるようになる。
他のストアやCDからインポートしたものなども、何度でもそこからダウンロード可能になるほか、複数のデバイスで、好きな時に、好きなかたちで利用できる。この点は「iTunes in the Cloud」の記事で指摘した恩恵と同様だ。
ただし「iTunes Match」は、有料サービスとなっており、利用には年間24.99ドル(約2000円)が必要となる。
しかし、この点を考慮しても、得られる利便性は非常に大きい。導入には著作権問題など、ハードルも高いとみられていたが、近くサービスは実現するようだ。ぜひ期待して待ちたい。

Apple iTunes Match
http://www.apple.com/itunes/itunes-match/AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120222_513763.html