最高の瞬間を逃さないアプリなど便利な4アプリをリリース
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は14日、より便利に楽しく写真撮影を行ってもらえるよう、「撮る」、「加工する」、「見る、見せる、整理する」といった各シーンで活躍するさまざまな機能を搭載したiOS向けの無償アプリ、4商品を発表した。同日より順次提供を開始している。
まずリリースしたのは、「BestShutter」アプリだ。このアプリは、子どもやペットなど、なかなか思い通りにカメラの方を向いてくれず、ベストショットを撮り逃しやすい被写体の最高にかわいい写真を撮影するサポート機能を提供する。
子どもやペットは自分の好きな音にとても敏感であるため、撮影時に楽しい音や注意を引き振り向かせるような音を使うことで、いい表情を撮影しやすくなるという。そこであらかじめアプリに入っているサウンドや自分で録音したサウンドを撮影時に再生、決定的な瞬間をとらえられるようにする。
サウンドは3つまで登録可能で、デジタルカメラでの撮影時にこの再生機能を使い、被写体の関心を引きつける撮影補助機能としても活用できる。静止画撮影のほか、動画撮影後にベストなシーンを切り出すこともできるため、より最高の写真画像を得やすくなるとしている。
2つ目は12月下旬より提供予定の「Photo Log Map」だ。これは撮影した写真データと撮影時の位置情報を使い、撮影記録のルートマップを簡単に作成できるアプリ。GPS非搭載のデジタルカメラで撮影した写真データについても、スマートフォンのGPSログと紐付けることで、撮影記録をマッピングできる。
作成したマップには写真のほか、そのときの状況を記録したテキストメモやサウンドメモを追加して保存することが可能だ。オプションで120円の利用料を負担すると、記録ログをGPXファイルに書き出すことができ、他のアプリで活用できるデータにすることもできるという。
決めた構図で撮ってもらえるアプリも誕生!
3つ目は旅先などで誰かに撮影を頼む際、あらかじめ希望の構図を指定して撮ってもらえるアプリ、「TakeMyPic」だ。スマートフォンの画面上で、自分を写し入れたい位置に人型のマークを入れ、撮影者に人と背景の構図バランスを伝えることができる。
また、見本としてあらかじめ撮影した写真を構図として提示し、それに重ね合わせるようにしてシャッターを切ってもらうこともできる仕組みとなっている。これで他人に依頼しても、自分が残したいショットを得やすくなる。「TakeMyPic」は12月下旬より提供予定となっている。
4つ目は整理用のアプリ「Easy Photo Sorter」だ。日々撮影してたまっていく膨大な写真を、設定した好みの条件で簡単に整理できる。日付や時間、曜日といった情報を組み合わせ、分類する条件を設定すると、アプリ起動時に、iPhone/iPadの写真アルバム中でその条件にそったフォルダーが自動作成される。
撮影した写真データは、そのフォルダーへ自動的に分類されアルバム化されていくため、手間なくすっきりと整理された状態を維持できるという。平日昼間と平日夜間・休日といった分け方をすれば、プライベートと仕事の写真を分類することも容易になるとしている。こちらは2016年1月下旬のリリースを予定する。
4つのアプリはいずれもiPhone、iPadに対応。App Storeからダウンロードして活用できる。基本は無料で、広告の非表示機能をそれぞれ120円で販売するなど、有償オプションがある。
(画像はニュースリリースより)

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2015-12