Web版、iOS版、Android版のすべてで提供を開始
米Googleは現地時間の10日、同社の提供する写真ストレージクラウドサービス「Googleフォト」において、新機能となる「共有アルバム」機能を追加したと発表した。Web版、iOS向けアプリ版、Android向けアプリ版のいずれでもリリースされており、よりシンプルに、スムーズな写真画像の共有が行える。
「共有アルバム」機能は、9月に開かれたイベントで告知されていたもので、友だち同士や家族間において、ひとつのアルバムを共有し、手軽に写真や動画を追加したり、閲覧しあったりすることを可能とするもの。アルバムに招待され、共有を許可されたユーザーであれば、アルバム作成者でなくとも、コンテンツの追加や削除といった編集、閲覧ができるようになっている。
これからのシーズンにもぴったり!
これまでの「Googleフォト」で提供されていた共有機能では、特定の写真や動画、それらコンテンツをまとめたアルバムのリンクを電子メールやSMS、メッセージアプリで送信し、受け取ったユーザーがアクセスして閲覧するというスタイルのみが可能だった。
新しい共有機能になる「共有アルバム」では、アルバムを作成し、コラボレートしてともに編集していきたいユーザーへ、そのリンクを送信して招待する。招待メッセージを受け取ったユーザーは、リンクをクリックして示される「Googleフォト」画面内の「Join」ボタンをタップすれば、そのアルバム共有への参加をスタートできる。
作成者や参加ユーザーが「共有アルバム」に写真や動画を追加すると、他のメンバーにはそのことを知らせる通知が送られる。「Googleドライブ」でファイルを共有した場合などと同様に、新たなアクティビティがあれば、その都度、招待されているメンバーのプロフィールをポップアップ表示でチェックできる仕組みともなっている。これでそのアルバムを誰と共有しているか、確認しながら利用できる。
ユーザーは、「共有アルバム」から自身の「Googleフォトライブラリー」に写真や動画コンテンツを保存することも可能で、これによりシンプルかつスムーズな共有が実現される。
Googleでは、これからのホリデーシーズンに、ぜひ「共有アルバム」機能を活用してみてほしいとしている。
(画像はGoogle Official Blog 発表記事より)

Google Official Blog 該当発表記事
https://googleblog.blogspot.jp/2015/12