プロフィールページを作成、オンライン名刺として活用可能に
Sansan株式会社は1月5日、同社が提供する人気名刺管理アプリ「Eight」のリニューアルを実施し、個人のプロフィールページを作成できる機能を追加搭載したと発表した。最新版のv7.0で提供が開始されている。
「Eight」は、スマートフォンやスキャナで撮影した紙媒体の名刺を、オペレータの人力をプラスすることによって、より正確にデータ化、管理できるようにしたアプリサービス。電子化されたデータはクラウド上に保存され、ユーザーはスマートフォンやPCから、いつでもどこでもすぐに保有する全名刺のデータを参照できる。
ソーシャル性も取り入れられており、「Eight」サービス上で名刺を介してつながりをもつと、そのユーザー同士間では、連絡先が変更になった場合などに特別な操作を行わなくとも、常に相手の最新の情報が更新で反映される仕組みとなっている。
今回のバージョンアップに伴うリニューアルでは、新たにプロフィールページの作成機能が追加された。名刺には納めきれない詳細なプロフィールを登録、掲載することができ、相手に知らせたい情報を補足公開できる。
プロフィールページには、基本項目のほかに、仕事内容やキャリアサマリ、職歴、生年月日・性別、Facebookへのリンクを登録することができる。ページのURLは、ユーザー自身で文字列設定を行うことが可能で、メールの署名などに入れれば、オンライン名刺として広く活用していける。なお情報の公開は、項目ごとに「一般ユーザー」、「Eightユーザー」、「つながっているユーザー」と、任意で細かく設定できる。
この機能の登場により、名刺交換を行った相手についても、プロフィールページにアクセスすることで、より詳しい情報が簡単に得られるようになった。オンライン名刺として相互に利用すれば、「Eight」でつながったネットワークをさらに深め、ビジネスコミュニケーションを促進しやすくなるだろう。
アプリ先行公開のフィード機能をパソコン版にも
また、昨年7月にアプリ版で先行公開されていたフィード機能がパソコン版にも搭載された。このフィード機能では、「Eight」上でつながっている人同士が、投稿・コメントを交わすことで近況を共有し合うことができる。
名刺を登録しさえすれば、互いのデータ更新情報や自由投稿の内容で、近況をリアルタイムに知ることが可能になるため、新たなビジネスコミュニケーションを醸成するきっかけをつかみやすくなる。
アプリは、iOS 7.0以降、Android 4.0.3以降対応。アプリ版、パソコン版のいずれも無料で利用できるが、CSVダウンロードなどの一部機能は「Eightプレミアム」として、有償提供されている。
(画像はプレスリリースより)

Sansan株式会社によるプレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000124984/「Eight」 公式サイト
https://8card.net/