全国のユーザーでパケットをシェア!
株式会社ケイ・オプティコムは16日、同社が提供するMVNOサービス「mineo」において、他に例を見ない画期的な新サービスとなる「フリータンク」機能を17日より提供すると発表した。全国のmineoユーザーでパケットをシェアすることができる。
これまで「mineo」には、期限が迫った余りのパケットを家族や友人と分け合える「パケットシェア」や「パケットギフト」といった通信量の共有サービスを提供してきたが、これをさらに一歩進め、mineoユーザーならば誰とでもパケットをシェアできる新機能「フリータンク」を追加した。
自分が使わなかった余りのパケットを「フリータンク」に入れて、誰かに使ってもらったり、ちょっと足りなくて困ったときには「フリータンク」から引き出して使用したりすることができるようになる。
パケットの受け渡し場所は、mineoユーザー同士のコミュニティサイトとしてもうけられている「マイネ王」で、この「マイネ王」に無料の会員登録を行っているmineoユーザーならば、誰でも参加できる。パケットを入れる行為には、時期・回数とも制限がなく、月に合計10GBまで入れられる。一方、引き出してパケットをもらうのは月に2回、合計1GBまでで、引き出し可能期間は毎月の21日から末日までになるという。
相手を評価してパケットをプレゼントする「チップ」機能も登場
また、「マイネ王」での投稿やコメントを評価・賞賛したいとき、メッセージのやりとりで感謝を伝えたいときなどに、その相手へパケットをプレゼントする「チップ」機能も追加搭載する。こちらも「マイネ王」に登録するmineoユーザーならば誰でも利用でき、「いいね!」感覚でパケットをプレゼントできる。
チップ1回につき相手に贈呈されるのは10MBで、自分のパケット残容量の範囲内であれば、渡す回数は無制限となっている。チップとして受け取る側は、回数・容量とも無制限で、もらった分だけ自由に使用できるという仕組みだ。
また、今年6月から提供されているデータ容量節約アプリ「mineoスイッチ」において、Android端末で利用できる「ウィジェット」機能も17日より追加される。この「ウィジェット」機能により、アプリを立ち上げることなく、いつでもパケットの使用状況などを気になったときにチェックできるようになり、より快適に無駄なくパケットを利用できるという。
このほか、グランフロント大阪に7月から出店している「mineoアンテナショップ」を12月17日にリニューアル。その場での各種契約を可能にし、新規申込やSIMの受け渡し、mineo端末の購入などのサービスを提供して、即日契約が可能な場として展開させるとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ケイ・オプティコム プレスリリース
http://www.k-opti.com/press/2015/press39.html