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2024年04月30日(火)
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国内初!探している本がすぐ見つかる公共図書館アプリ「さばとマップ」

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国内初!探している本がすぐ見つかる公共図書館アプリ「さばとマップ」

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鯖江市図書館がアプリで館内案内を開始
福井県鯖江市は、株式会社カーリルと共同で、鯖江市図書館の館内案内を行う専用アプリ「さばとマップ」を開発、6日にリリースした。対応はiOS 9.0以上、Android 4.3以上となる。App StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロードでき、誰でも利用可能だ。なおPCブラウザーからの利用もできる。

「さばとマップ」は、図書館内で目的の図書を検索し、施設内での現在地と検索した図書のある場所を画面で表示するアプリ。鯖江市図書館の公式キャラクターである「れさのすけ・れさたろう」が館内の本棚を、探している図書の場所まで案内してくれる。

検索では一般的なテキスト入力のほか、音声入力も可能。図書館システムと連携しており、借りたい本が貸出中である場合には、予約を入れる手続きもアプリ上で完結させられる。

さばとマップ
アプリソースコードはGitHubで公開
カーリルによると、屋内測位にはBLEビーコン(iBeacon)を使用しているが、ルールベースの測位エンジンで、各種測定データをクラウド上に送信することなく、クライアントのみで測位できるように設計していることから、図書館ユーザーのプライバシーリスクは大幅に軽減され、適切に保守されるという。

同社は2014年9月から、名古屋大学附属図書館での実証実験を行うなど、屋内位置情報を活かした図書館サービスの研究・開発を進めてきた。「さばとマップ」は、これらの知見を活かし、初めて公共図書館向けのサービスとしてかたちになったもので、鯖江市は“ITのまちの図書館”を掲げ、日本初の導入に踏み切った。

「さばとマップ」アプリのソースコードはGitHub上でオープンソースとして公開されているほか、測位エンジンもすでにオープンソース化、測位ルールとあわせ公開されているため、誰でも自由に鯖江市図書館の屋内位置情報を活用したアプリを開発することができるようにもなっている。

カーリルでは、図書館の案内図(配架図)をクラウド上で管理するサービスの準備を進めているといい、引き続き全国の図書館の利便性、任意の図書の探しやすさを向上すべく、努めていくとしている。

(画像は鯖江市発表添付資料より)


外部リンク

鯖江市 報道発表資料
http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html?id=17461

鯖江市 発表添付資料
http://www.city.sabae.fukui.jp/bin/017461-08-1.pdf

株式会社カーリル 公式ブログ 該当発表記事
http://blog.calil.jp/2016/01/blog-post.html

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