「MFクラウド会計・確定申告」で「ペイパル」取引自動仕訳が可能に!
株式会社マネーフォワードは12日、同社の提供するクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」が、PayPal Pte. Ltd. 東京支店のオリジナル決済サービス「ペイパル」とシステム連携を行ったことを明らかにした。「ペイパル」取引に関する会計ソフトへの手入力が不要となる。
「ペイパル」は、203の国と地域、100通貨以上での決済、57通貨での銀行口座入金、26通貨(日本では22通貨対応)での支払い受け取りを可能とするグローバルスタンダードなインターネット決済サービス。現在、世界で1億7,900万人、および1,000万にも及ぶビジネスがこれを活用しているとされる。
「ペイパル」が会計ソフトとシステム連携を行うのは、これが国内初のケースで、「MFクラウド会計・確定申告」の既存ユーザーには、すでに昨年12月から先行してサービスの案内・提供が開始されていた。今回は2社連名により、システム連携が正式発表され、それぞれのコメントや連携設定方法なども公開されている。
簡単設定でデータを自動取得・反映!大幅な効率化を実現
マネーフォワードの「MFクラウド会計・確定申告」は、OSを問わず使うことができるクラウド型の会計ソフト。銀行やクレジットカードなど、3,600以上の金融関連サービスから取引情報を自動取得することができるほか、仕訳ルール学習機能で入力の手間をカット、業務の効率化を支援する。
充実したデータのインポート・エクスポート機能を備えており、他の会計ソフトからの移行も簡単だ。会計帳簿や決算書、確定申告書をはじめとする各種レポートの自動作成にも対応する。複数名でのリアルタイムデータ共有が可能で、社員間や社外の税理士とのやりとりもスムーズに行えるといった特徴もある。現在は40万以上のユーザーが活用しているという。
「MFクラウド会計・確定申告」を導入している企業・団体は、設定画面で「ペイパル」のIDとパスワードを入力して登録、取引データの自動取得を開始するタイミングなど、案内にしたがって必要事項を設定すれば、連携サービスの利用をすぐに開始できる。
連携機能の利用開始後は、「ペイパル」での売上や手数料データといった取引データが「MFクラウド会計・確定申告」に毎日自動で取得・仕訳されるものとなり、これまで必要だったソフトへの手入力は一切不要になる。そのため、経理業務の手間や入力ミスの削減が実現され、バックオフィス業務に割いていた力をより本業に集中させることができると見込まれる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社マネーフォワード プレスリリース
http://corp.moneyforward.com/service/20160212「MFクラウド会計・確定申告」と「ペイパル」の連携方法について
https://biz.moneyforward.com/info/feature/paypal