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2025年05月07日(水)
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息を吐くだけで糖尿病や代謝異常も分かる!未来のセルフ健康検査ブース

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息を吐くだけで糖尿病や代謝異常も分かる!未来のセルフ健康検査ブース

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NTTドコモが研究開発、新装置を実装し上海で実証実験へ
株式会社NTTドコモは15日、株式会社スマートサービステクノロジーズが開発・製造した、医療機関の受診が必要か否かを判定するためのセルフ健康検査が行える「ネットワークヘルスキオスク」に、NTTドコモが研究・開発したオリジナルの呼気計測装置を実装する覚書を同日付で締結したことを発表した。

「ネットワークヘルスキオスク」は、スマートサービステクノロジーズが、公益財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団 社会システム実証センター、国立大学法人九州大学 システムLSI研究センターの指導のもと、開発したセルフ健康検査ブース。

画面の案内に従いながら、ブース内に備え付けられている各種センサや健康管理機器を利用者自らが操作し、自分の健康状態に異常がないか、その場で確認できるというものだ。身長、体重、血圧、体脂肪率、体温、脈拍、視力、聴力、肺活量、心電波形の測定のほか、緑内障、白内障、メンタルヘルス、認知症のチェックが行える。基礎的な計14項目のデータをすぐに得ることができ、病気の早期発見や予防、今後の健康増進に活用できると考えられている。

今回は、この「ネットワークヘルスキオスク」へ、さらにNTTドコモの開発した呼気計測装置を実装。4者が協力し、その有用性を検証することを目的とした実証実験を、中華人民共和国・上海市において、2016年3月31日から実施することを決定したという。

ネットワークヘルスキオスク
コンパクトな装置で代謝異常を検知!次世代のヘルスケアライフがここに
NTTドコモが開発した呼気計測装置は、呼気中のアセトンとエタノールの同時計測が行えるもので、「ネットワークヘルスキオスク」に実装すると、新たに脂肪代謝検査を追加可能となり、糖尿病や摂食障害、過度なダイエットに起因する代謝異常の有無もチェックできるようになる。

被験者は「ネットワークヘルスキオスク」のブースに埋め込まれたコンパクトな専用装置に、息を吹きかけさえすればよい。NTTドコモによると、こうしたセルフ健康検査ブースは世界でも初のものになるという。

実証実験は2017年3月31日までの1年間を予定し、上海市の5診療所から順次開始、周辺地域住民の約1万人に無償利用してもらうものとする。各被験者はICカードで個人認証を行い、画面案内に従って自ら各種機器を操作、健康測定を行う。

測定結果はその場で画面表示により被験者へフィードバックするほか、ネットワークを通じてサーバに蓄積、このデータを4者がそれぞれ検証していくとしている。

最新のテクノロジーとITがかなえるネットワーク型のセルフヘルスチェック機器として注目度は高い。4者は今後それぞれが有する開発・製造技術を融合させて新たな価値の協創に努め、未来の安心・健康な生活を支えていきたいとした。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

株式会社NTTドコモ ニュースリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/2016/02/15

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