提供地域は今後数週間で順次拡大予定
米Facebookは現地時間の1月28日、ライブ動画ストリーミングの共有サービスをiPhone向けとして正式にリリースした。まずは米国のみの提供となるが、今後数週間のうちに対応地域を拡大させていく予定としている。
このライブ動画共有サービスは、昨年12月にFacebook上でテスト導入されていたもの。著名人やジャーナリストなどの一部ユーザー向けで限定提供されていたが、今回、サービス内容の改善や機能追加を経て、iPhoneユーザーであれば、誰でも利用できるようになった。Android向けのサービス提供も現在準備中であるといい、近日中に利用可能となるとアナウンスされている。
近況投稿で誰でも簡単にライブストリーミング配信が可能!
ストリーミング配信のライブ動画を投稿し、友だちなどと共有したい場合には、近況アップデートの「Update Status」をタップしてから、そこに示される「Live Video」アイコンを選択しさえすればよい。
ユーザーはライブ動画の配信を開始する前に、簡単な紹介テキストを書き込んだり、共有したいオーディエンスを設定したりすることができる。配信中には、リアルタイムに視聴ユーザーの数や、つながっている友だちが誰であるかを確認でき、反応として寄せられるコメントもチェックできる。そのため、双方向性をもった動画配信が可能だ。
配信終了後のライブ動画は「Timeline(タイムライン)」に保存され、通常の動画と同じように埋め込まれる。よってユーザーの判断で、後々まで友だちと視聴するために残しておくことも、すぐに削除することもできる。
友だちやフォローしているユーザーの配信ライブ動画は「News Feed(ニュースフィード)」に表示される仕組みで、ここからアクセスする。視聴中に「Subscribe」ボタンをタップすると、次にまたそのユーザーが配信を始めたときには、その旨通知されるようになるという。
(画像はプレスリリースより)

Facebook プレスリリース
http://newsroom.fb.com/news/2016/01/