アプリ最新版で「BGM設定機能」に対応
LINE株式会社は22日、同社の提供するコミュニケーションアプリ「LINE」についてアップデートを実施し、「BGM設定機能」を新たに搭載したと発表した。最新版となるバージョン5.10から、同機能を利用できる。なお、今回新しくサポートしたのはiPhone版で、Android版ではすでに1月21日より「BGM設定機能」が提供されている。
「BGM設定機能」は、1,500万曲以上を揃える「LINE MUSIC」の楽曲のなかから、好みのものをプロフィール画面のBGMとして設定できるというもの。設定すると、自分や友だちがプロフィール画面にアクセスした際、その楽曲が再生されるようになる。
1曲あたり30秒間までは無料で使える!「クリエイターズ着せかえ」も4月下旬から
「LINE MUSIC」は、LINEが提供する定額制オンデマンド型音楽配信サービス。有効期間30日間で、20時間楽曲が聴き放題となる500円の「ベーシックプラン」や、時間無制限で聴き放題、1,000円の「プレミアムプラン」などで提供されている。
「BGM設定機能」は、この「LINE MUSIC」と連携した機能だが、これら有償プランに加入していない、チケット未保有ユーザーでも利用可能で、1曲あたり30秒間までは無料で設定・再生できる。ただし、20時間の制限がある「ベーシックプラン」ユーザーの場合は、「BGM設定機能」での再生利用も利用時間に加算されるため注意したい。
設定は、「プロフィール」から「BGM」をタップ。すると「LINE MUSIC」が自動で起動するので、再生履歴やお気に入り、検索などで任意の楽曲を探して選択し、設定すればよい。
さらにLINEは、「LINE」の着せかえデザインをユーザーが制作し、販売できる「クリエイターズ着せかえ」を4月下旬からスタートさせる予定であることも、同日発表した。まず、制作・審査ガイドラインが「LINE Creators Market」公式サイトにおいて公開されている。
個人・企業を問わず参加可能で、イラストに限らず写真画像なども素材として使用できる。背景やアイコン、メニューボタンなど複数のパーツを組み合わせた統一的デザインとなるため、より多彩な世界観を表現して、提供することが可能だ。
審査受付は4月15日に開始予定で、通過するとサービス開始時点から販売できるようになる。売上総額からApp StoreおよびGoogle Playなどの手数料にあたる30%を除いた50%、売上総額の35%分がクリエイターへの収益分配額になるという。
(画像はプレスリリースより)

LINE株式会社 プレスリリース(「BGM設定機能」について)
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1242LINE株式会社 プレスリリース(「クリエイターズ着せかえ」について)
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1243「LINE Creators Market」 公式サイト
https://creator.line.me/ja/