インベスターズクラウドとSecualが戦略的資本提携を締結
アプリで始めるアパート経営「TATERU」や、ネットで賢く実施するリノベーション「スマリノ」の開発・運営など、ネットとリアルをつないだ新しいアパート投資サービス事業を展開する株式会社インベスターズクラウドは25日、IoT分野のスマートホームセキュリティ「Secual(セキュアル)」を提供する株式会社Secualと戦略的資本提携を締結することで合意したことを明らかにした。今後はインベスターズクラウドのスマートドアホン「TATERU kit」と「Secual」を組み合わせた新サービスを展開していく。
「Secual」は、センサー、ゲートウェイ、スマートフォン向けアプリからなる次世代のスマートホームセキュリティシステム。面倒な配線工事などは一切不要で、窓やドアに貼り付けるだけのセンサーによりホームセキュリティを導入できるもの。設置したセンサーが不審者の侵入などによる異常な振動や衝撃、開閉を感知すると、無線でゲートウェイに伝達、ゲートウェイは大音量の警戒アラームを発して侵入を知らせるとともに犯人を威嚇する。
また、無線LANで専用アプリに異常が生じたことを素早く通知するため、外出時などに重宝する。家族や近所などでグループ登録を事前に行っておけば、それらの登録メンバーに一斉通知することも可能となっており、警戒の呼びかけや状況確認の依頼なども行える。
一方、「TATERU kit」は、室内に設置したタブレットがスマートフォンと連動し、外出先からでも来訪者の動画を見ながら応対したり、不在時の室内状況を確認したりすることができるスマートドアホン。タブレットは、各種IoT機器をコントロールするシステム中枢のセントラルコントロールとしても機能するため、これから登場するスマート家電と連携し、多機能なシステム構築に寄与すると見込まれている。
一般家庭の防犯から民泊サービス、不動産管理などの領域をカバー
今回の提携によって、「TATERU kit」と「Secual」を組み合わせたシステムサービスが実現され、通常専用アプリで動作する「Secual」が、「TATERU kit」の専用アプリで操作できるようになる。
「TATERU kit」がセントラルコントロールシステムとなり、人感センサーのセキュリティ部分を「Secual」が担うかたちになる。このスマートシステムにより、一般家庭の防犯対策はもちろん、民泊サービス展開における宿泊者の防犯および空室時のセキュリティシステム管理、不動産管理会社などが行う空室のセキュリティシステム管理などが可能になるとされる。
2社では、より便利で安心感のある暮らしを支えるサービスとして、多方面へ展開していきたい方針とした。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インベスターズクラウド プレスリリース
http://www.e-inv.co.jp/cp/news/post/4315/「Secual」 公式サイト
http://secual-inc.com/