プラネックスが「どこでも日本 ホットラインサービス」を発表
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は29日、自宅やオフィスのルーターに専用親機を接続しておくだけで、世界中どこにいても国内の自宅等と同じネット環境が利用可能となる「どこでも日本 ホットラインサービス」を4月7日より提供すると発表した。
利用料金は、親機と子機からなる1組のハードウェアと2年間のサービス料金をあわせ、19,800円(税抜)となる。3年目からも継続して利用したい場合、年額接続サービス料金3,600円(税抜)を負担すればよい。
今日、渡航先でもインターネットの接続環境を確保することは不可欠なものとなっているが、国ごとの情報管理政策の違いなどから、日本と同様には利用できない国も少なくなく、そうした地域ではVPN(Virtual Private Network)接続を利用するのが一般的となっている。しかし、この場合、面倒な設定や契約作業が発生するほか、利用料金が高額になるといった問題があった。
面倒な設定は一切不要!直挿しですぐ安心・安全な接続を実現
「どこでも日本 ホットラインサービス」は、国内で使用しているルーターに専用親機をLANケーブルで接続しさえすれば、利用準備が完了する。あとはコンパクトかつ軽量で、コンセントに直接挿すタイプの子機を渡航先ホテル等の有線LANケーブルに接続、手持ちのデバイスでSSIDとパスワードを入力すると、日本と同様のネット環境が使えるようになるという。
日本国内の自宅やオフィスに設置した親機と、持ち出した子機がプラネックスコミュニケーションズ独自の接続技術により、自動接続される仕組みとなっていることから、特別な設定は一切必要ない。
接続は子機から親機を経由してなされるため、世界中どこにいてもIPアドレスは、普段利用している日本のIPアドレスとなり、これまでGmailやTwitter、Facebook、LINEなどが利用できなかった国や地域でも、これらサービスを快適に使うことができるようになる。
また、独自の1対1暗号化通信を施しているため、海外においても、安全・安心なインターネット利用が可能になるとしている。子機設定はブラウザから確認・変更可能で、マルチデバイスに対応するため、PCはもちろんスマホやタブレットからでも操作できる。
この接続サービス機能は、いつでもオン/オフ切り替えが可能で、国内旅行時やネット接続に制限のない渡航先の場合は、これを無効にすることで、子機が11n/g/b対応のコンセント直挿型トラベル無線LANルーター「ちびファイ3 MZK-DP150N」同等品として利用できるものにもなるそうだ。
(画像はニュースリリースより)

プラネックスコミュニケーションズ株式会社 ニュースリリース
http://www.planex.co.jp/news/release/20160329