読書体験をサポート！楽天ブックスに「Readee」アプリネットベンチャーニュース

読書体験をサポート！楽天ブックスに「Readee」アプリ

　2016年3月18日 22:30

読書の進捗状況や感想などを記録・管理

楽天株式会社は17日、同社のオンライン書店「楽天ブックス」における新サービスとして、スマートフォン向けの読書管理アプリ「Readee（リーディー）」をリリースした。対応OSはiOS 8.0以上。App Storeから無償で入手することができる。なお、Android版は今夏頃にも提供予定とされている。

「Readee」は、読書の進捗状況や読後に抱いた感想などを記録・管理することができるアプリ。読みたい本や購入した本、読んで心に残った本などを登録し、整理することができる。本に関する情報登録は、キーワード検索のほか、本が手元にある場合はスマートフォンのカメラを活用し、背表紙に記載されているISBNバーコードを読み取らせることで完了させることができる。

また「楽天ブックス」で購入した本については、楽天会員IDでログインすると、自動的にアプリへ反映される仕組みとなっているため、とくに登録作業を行う必要はない。いずれにしても、細かな入力の手間なく、タイトルや著者名、表紙画像をアプリに取り込んで管理でき、スマートに本好きの読書体験をサポートしてくれる。

感想の共有機能などサービス拡充を予定

ユーザーはアプリ内で自由に条件設定を行った「棚」を最大20個まで作成でき、登録した本をチェックしやすいように整理しておける。「棚」には任意の名称を付与することができ、「既読」・「未読」の別、「ビジネス」や「料理本」、「小説」などのジャンル別、「子どもの読んだ本」、「卒論用の本」といった用途別など、自由なアレンジで分類できる。作成した各棚は横スワイプで簡単に遷移・表示させることが可能だ。

本のジャンルや著者名、0.1～5.0まで0.1ポイント刻みの50段階で付すことができる星評価、任意のタグなどを設定しておくと、本を新たに登録した際、条件に該当する「棚」へ自動的に分類・収納される仕組みともなっており、登録タイトル数が膨大になっても、手軽に管理・検索を行える。

このほか、関心のある条件を設定し、それに沿った新刊案内を受け取ることや、読みたい本の図書館在庫検索、他の読書管理サービスとのデータ外部連携といった機能も利用できる。なお、現時点で「Readee」に登録できるのは、「楽天ブックス」の「本」ジャンル、「楽天Kobo電子書籍ストア」で取り扱いのある本が対象となっている。

楽天では今後、読後の感想などを自分の記録として残すだけでなく、アプリ内やSNSで共有可能とするなどの機能追加も予定しているという。スマートな読書ライフに活用してみては。

（画像はプレスリリースより）