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2025年10月27日(月)
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GoogleとFCA、完全自動運転車開発で提携

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GoogleとFCA、完全自動運転車開発で提携

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Googleの完全自動運転車開発、自動車メーカーと初の提携
米Googleと自動車メーカー大手のFiat Chrysler Automobiles(FCA)は米国時間の3日、完全な自動運転技術を搭載する自動車の開発で提携することを明らかにした。Googleは長く自動運転車の研究を続けてきたが、実際の自動車メーカーとの直接的コラボレーションが実現したのはこれが初のことになる。

提携内容は、Googleが保有するセンサーやソフトウェアを含む自動運転システムおよび技術ノウハウを提供し、これをFCAの「Chrysler Pacifica」ハイブリッドミニバン最新モデルに搭載するというもの。

搭載する「Chrysler Pacifica」は一般公道仕様の乗用車だが、Googleの自動運転システムを搭載したモデルをすぐに発売するわけではなく、まず100台限定で開発・製造し、自動運転車の公道走行実現に向けた研究を継続するとしている。

自動運転車
両社の狙いが一致、いよいよ実現も近い?
Googleでは、人が操作せずとも目的地への移動が可能になる完全な自動運転車の実現を目指し、SUVなどにシステムを搭載して試験を重ねている。しかし、自動運転車のハード製造を自社で行うことはない考えを明確にしており、自動車製造のノウハウを持つ複数メーカーと提携する方針で進めてきた。

一方のFCAも、自動運転技術に関心は示しているが、独自の技術開発を積極的に行うのではなく、テクノロジー企業との提携を検討してきていた。よって今回の提携は、こうした両社の狙いが一致したものとみられている。

提携をもとに、まずFCAとGoogleは、それぞれのエンジニアチームをミシガン州南東部に送り、駐在させて設計や試験、生産作業に従事させる。製造されたGoogleの自動運転システムを搭載した「Chrysler Pacifica」ハイブリッドミニバンは、公道での走行が可能になるまで、Googleがカリフォルニア州に保有する試験コースでテスト走行を重ねることになる。

FCAでは、自動運転技術について、米国で毎年発生し、その実に94%がヒューマンエラーによって引き起こされたものである、33,000人あまりの交通事故死亡者をなくすことができる可能性のあるものであり、より多くの人々を安全に、自由に移動できるようにすることができるものだと考えているとした。そして、今回の同社とGoogleの提携が、自動運転車の世界にもたらすメリットに対する認知・理解を促進させるものとなるだろうとしている。


外部リンク

Fiat Chrysler Automobiles プレスリリース
http://www.fcagroup.com/fca_press_release/2016/may

Google+ Google Self-Driving Car Project 該当発表投稿
https://plus.google.com/+SelfDrivingCar/posts

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