「TAMIYA PASSPORT」を公開
株式会社タミヤは6日、自社イベントの参加者向けとなる専用公式アプリ「TAMIYA PASSPORT」をリリースした。iOS版、Android版が用意され、それぞれApp Store、Google Playで入手できる。利用料は無料で、対応OSはiOS 7.0以上、Android 4.0以上(Bluetoothのチェックイン機能はAndroid 4.3以上で対応)となっている。
「TAMIYA PASSPORT」は、自動車模型「ミニ四駆」のユーザー向け競技会イベントアプリ。全国規模の「ミニ四駆ジャパンカップ」が2012年に復活し、近年では子ども時代にブームを経験し、ミニ四駆に親しんだ20・30代を筆頭に、幅広い世代で人気が再燃、世界的にも人気を集めるものとなってきている。
これまでタミヤ主催の競技会のほとんどは、参加無料、当日受付の形式がとられていたが、参加者の大幅増加などを受け、スムーズに運営を行うため、この5月からアプリを通じた事前申し込み制をとることとした。
イベント検索・申し込みから新製品情報、最新ニュースまでファン必携のアプリに!
「TAMIYA PASSPORT」では、開催されるイベント情報の検索や事前申し込み、Bluetoothビーコンを用いた自動チェックイン機能などが利用できる。またタミヤブランドの新製品情報や関連ニュース、さらにタミヤ主催以外の販売店やユーザー主体で開かれる競技会イベントなどについての情報提供も行われる。ファンコミュニティの活性化にも寄与するアプリといえるだろう。
事前申し込み(エントリー)が参加定員を上回った場合は、抽選が行われるが、申込時に発行可能な「グループID」を仲間同士で共有しておくと、抽選時の当落を最大10人のグループ単位で統一、一括してチェックできる。これで、一緒に参加したいユーザー仲間の一部が落選してしまうなど、はぐれてともに参加することができなくなるといった事態を回避することが可能だ。
イベント会場で、参加証となる「エントリーシール」を受け取る際のチェックイン(受付)は、Bluetoothビーコンを用いたアプリの自動チェックインで可能になる。ユーザーは手持ちのスマホのBluetoothをオンにしておきさえすれば、スムーズに受付を完了させられるという。
ただし、チェックイン機能では、アプリの位置情報利用許可が必要となり、またAndroid 4.0~4.2では非対応なため、QRコードでのチェックイン機能も提供する。
なお、このアプリによる事前申し込みは高校生以上を対象とし、中学3年までの参加者は、これまで通り事前申し込みなし、当日受付での参加が可能となっている。また、対応スマートフォンを保有しない高校生以上の参加希望者には、別途PCからアクセス可能な事前申し込みフォームを提供する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社タミヤ プレスリリース
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/4160