CCCとの提携でいよいよAirbnb民泊サービスが身近に!
Airbnb Japan株式会社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)は27日、日本でのホームシェアリングサービスの普及・拡大に向け、民泊サービスのマーケティング領域におけるパートナーシップ契約を締結したことを明らかにした。「日本流のホームシェアリング」を確立し、全国各地での本格普及を目指す。
今回の提携は、「暮らすように旅をする」をコンセプトとして掲げ、ホームシェアリング・プラットフォームのリーディングカンパニーとなり、グローバルに民泊サービスを展開するAirbnbと、「新たなライフスタイルを提案する」企画会社として活動するCCCの企業ビジョンが共鳴して実現したもの。
国内ですでに広がっているCCCのマーケティング力やネットワーク・知見を活かし、ホームシェアリングのメリットをPR、日本のライフスタイルに合ったシェアのあり方を啓発していくとしている。
ホームシェアリング(民泊)は、訪日外国人旅行客が急速に増加している昨今、ホテルなどの宿泊施設が乏しい地方経済にも大きな効果をもたらすと見込まれる。発表によると、現在、世界ではAirbnbの登録物件中約4分の3は、従来観光地ではなかったエリアにあり、利用する旅行者は、ローカルな地域に住む地元の人々と同じような生活体験を楽しみ、まさに“暮らすような旅”を体験しているという。
旅行者は、これまでのありきたりな旅では味わえなかった体験をすることができ、受け入れ側の地方は、こうした旅行者の増加によって、地元商店や企業も潤うというわけだ。
特設サイト開設&今年中に開始する具体的取り組みを発表
Airbnb JapanとCCCの提携により、まず27日から2社が共同制作した特設サイト「Airbnbホストナビ」が公開された。また、同日より「代官山T-SITE」で、5月31日から「SHIBUYA TSUTAYA」で、それぞれ店舗全体を用いたプロモーションを展開することも明らかにされた。
また、2016年中に実施する具体的な取り組みとしては、CCCが有するオンラインメディアおよびオフラインメディアを活用したマーケティング活動を展開すること、新規ホスト登録によるTポイントの付与といったキャンペーンを実施することが決定されている。
このほかにも多様なプラットフォームを通じたプロモーションを行っていく予定で、中長期的には2社が共同して、「日本流のホームシェアリング」確立・普及に寄与する新規コンテンツやサービスの開発も進めていくという。
また両社はこうした活動を通じて、日本全国に多彩なライフスタイルを広め、地方経済の活性化や持続可能な観光の促進に貢献していきたいともしている。
(画像はプレスリリースより)

Airbnb Japan株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000016248特設サイト「Airbnbホストナビ」
http://tsite.jp/r/cpn/airbnb/index.html