PCやタブレットでも利用可能にするWeb版サービスを開始
株式会社JUBILEE WORKSは5月30日より、同社の提供するスマートフォン向け無料カレンダー共有アプリ「TimeTree」について、PCやタブレット端末からもサービスを利用可能とするWeb版のベータバージョンを公開開始した。利用できる機能はまだ限定的だが、より「TimeTree」の利便性を高めるものとして注目される。
「TimeTree」は、iOS向け、Android向けが用意されたカレンダー共有アプリ。従来のカレンダー共有ツールを使い慣れないユーザーでも、家族やサークル、恋人同士といったプライベートなメンバー間や仕事上のチームなど限られたグループ内での予定調整・管理が手軽に行えるサービスとして人気を集めている。
シンプルで直感的に使いこなせる操作感と、見やすく美しいUIも特徴的で、昨年3月のリリース以来、着実にユーザー数を伸ばし、現在までに登録ユーザー数は150万を突破。昨年はAppleの「App Store Best of 2015」を日本と韓国で受賞した。
グループごとに共有カレンダーを作成でき、メンバーの誰かが予定を変更したり、新規の書き込みやメッセージ送信を行ったりすると、その旨通知される。具体的な日程が未定の予定についても、ToDoリストやメモ機能で共有可能だ。予定ごとに写真画像を投稿したり、LINEのようなチャットを共有するメンバー同士で交わしたりすることが可能なほか、Googleカレンダーとの連携や個別の予定についてメンバー以外の人にLINEで共有するといったこともできる。
今後さらにPCから利用できる機能を順次拡張予定
今回、リリースされたWeb版ベータバージョンでは、予定の作成や編集、詳細表示、カレンダーごとのマンスリー画面表示といった機能が利用できる。対応ブラウザは、Google Chrome、Internet Explorer 11/Microsoft Edge、Firefox、Safari 8以降だ。PC・タブレット専用として提供されるため、スマートフォンからの利用はできず、これまで通りアプリで用いるものとする。
アプリでは、アカウント登録をしなくてもサービスを利用でき、カレンダー参加専用URLを電子メールやSNS、チャット、SMSなどで送付し、相手を招待することで予定共有が行えるが、Web版はスマートフォン向けアプリにメールアドレスを入力して認証を行うアカウント登録が必須となっている。
JUBILEE WORKSでは、現時点のWeb版サービスは、ベータバージョンとしてあくまで試用版であるとして、ユーザーに対し、発見した不具合や利用しての意見などレビューを求めている。
また、Web版サービスで利用可能な機能についても、今後順次追加し、拡張していく予定で、ブラウザ版からの新規利用開始や、カレンダーの新規作成・メンバー招待・参加、予定ごとのコメントおよび画像の表示・投稿、管理中の全カレンダー表示、キープの作成・表示といった機能を搭載させていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社JUBILEE WORKS 「TimeTree」公式ブログ 発表記事(プレスリリース)
http://blog.timetreeapp.com/post/145133571392「TimeTree」 公式サイト
https://timetreeapp.com/