企業ソーシャルメディア担当者における留意事項などをまとめて公開
公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は19日、ソーシャルメディア委員会の活動報告として、「ソーシャルメディア公式アカウント運営者のためのスターターキット」を発表、公開した。同研究会のサイトからダウンロードして利用することができる。
このキットは、企業内のソーシャルメディア担当者が、ビジネスに活用する上で留意しておくべき事項などをとりまとめた文書。担当者の課題を解決し、よりスムーズな運営を行えるよう、今年設置した運営ガイドワーキンググループが、49社63人のメンバーで自社事例などを持ち寄り、これまでのノウハウの集大成として作成したという。
想定問答集や投稿カレンダーなどのひな形もセット
キットでは、ソーシャルメディア導入時から実際の運用、いざというときのためのリスク対策、社内啓発まで、それぞれのタイミングで用意しておくことが望ましい14のドキュメントとその用途・例などの解説を行っている。チェックリスト形式でまとめられており、活用しやすい。
また、「ソーシャルメディアアカウント利用申請書」、「想定問答集」、「対応基準表」、「投稿カレンダー」については、すぐに活かせるひな形を収録。これをベースに運用する企業などの実態に合わせたテンプレートを作成できるようになっている。
いまやソーシャルメディアの活用は欠かすことのできないもの。Web広告研究会では、このキットを活用することで、企業と顧客、また企業内担当者と関係部署が、より高い信頼関係を築くことができるものと期待するとしている。

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会 プレスリリース
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/1921ソーシャルメディアアカウントスターターキット ダウンロードページ
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/uploaders/982