作業中の技術的な問題をエンジニア同士で解決!
レバレジーズ株式会社は16日、Webエンジニア専用のプログラミングに特化したQ&Aフォーラムサイト「teratail」(テラテイル)を公開した。作業中に発生したバグを投稿すると、すばやく回答を得ることができるなど、エンジニア同士で技術的問題を解決できる新しいスタイルのプラットフォームとなっている。
これまでプログラミングの課題を解決するため、日本語で手軽に利用できるような、一定の信頼性のあるコミュニティは存在しなかった。そこで、そうしたコミュニティプラットフォームを求めるエンジニアの要望に応えるかたちで誕生したのが「teratail」だ。
言語やスキルを問わず、問題となっている部分を質問投稿し、解決しあうことができる。Facebook、Twitter、Google+、GitHub、はてなの各アカウントによるログインに対応するほか、teratailアカウントを新規登録して利用することも可能だ。
新しい言語や技術に積極的に取り組む“思考するエンジニア”のコミュニティに
プログラムコードの表示部分にはシンタックスハイライト、文章入力にはマークダウン記法を採用しており、エンジニアがストレスなく書き込めるスタイルにもこだわった。文字数制限などもなく、質問や回答をSNSでシェアしたりすることも簡単にできる。
ユーザーには、質問者・回答者としてのスコアリングとバッジシステムで評価が表示される仕組みとなっており、スキルレベル・情報の質が見てとりやすい。投稿されたQ&Aは、フリーワード検索や言語別などのタグから探し、閲覧することができる。質問へのタグ付けは、投稿者自身が設定できるが、運営側でも各投稿の内容をチェックしながらタグ付けを行うなどし、検索性の向上を図っていくとしている。
今後は著名エンジニアの参加も呼びかけていくほか、さらなる検索機能およびコミュニティ機能の強化を行っていく予定という。なおレバレジーズでは、この「teratail」を単純に疑問を解決するだけでなく、新しい言語や技術に積極的に取り組むエンジニアらのコミュニティに育てていきたいとしている。

teratail
http://teratail.com/レバレジーズ株式会社 ホームページ
http://leverages.jp/