360度全天球パノラマ写真撮影をiOS端末でも!
Googleは20日、上下左右360度の全天球パノラマ写真を撮影することができるiOS向けアプリ「Photo Sphere Camera」をリリースした。端末を手に持ち、ゆっくりと回転するだけで見応えのある全天球パノラマ写真を撮ることができ、Googleマップ上に公開することもできる。
この「Photo Sphere Camera」は、GoogleがAndroid向けに提供している「Googleカメラ」の「Photo Sphere」に相当するもので、これまでAndroidでは可能で、iOSでは不可能な機能・サービスのひとつだった。
丸い枠とオレンジ色の丸印で示される画面上のマーカーに合わせ、端末の向きを変えながら撮影した複数の写真から1枚の全天球パノラマ写真を自動合成する仕組みで、完成した写真は端末上でスワイプすると、上下左右を自在に見渡すことができる。
(画像はiTunesプレビュー スクリーンショットより)
SNSで共有することも可能
この「Photo Sphere Camera」で撮影された全天球パノラマ写真は、FacebookやTwitter、Google+といった各種SNSで共有することも可能だ。また、平面写真としてカメラロールにも保存されるという。
アプリはApp Storeから無料でダウンロードすることができる。対応はiOS 7.0以降。iPhoneおよびiPadに対応し、iPhone 5用に最適化されている。なお、iPhone 4には対応しない。

App Store(iTunes):Photo Sphere Camera
https://itunes.apple.com/jp/app/id904418768?mt=8Googleマップ Photo Sphere
http://www.google.com/maps/about/photosphere/