各界の識者も招き、ユーザーとともに考える“未来”研究所
KDDIは8月1日、コミュニケーションの未来を考え、「“スマホの次”を発明する研究所」をテーマに掲げる「au未来研究所2014」を始動させた。各界の識者を招き、ユーザーとともに未来のコンセプトモデル開発を進める。
「au未来研究所」は、KDDI研究所の付帯組織としてWeb上に設けた仮想のオープンラボラトリー。昨年11月に初めて設置された。今年度の「au未来研究所2014」では、大きく2つの活動を展開していく。
ひとつは、特別研究員として招いた各界識者によるキュレーションニュースや、リレーインタビューといった未来の開発に関するさまざまなコンテンツを集めたキュレーションマガジンの提供。そしてもうひとつは、一般ユーザーにソーシャルログインを行って“au未来研究所 研究員”として参加してもらい、特別研究員とともに、アイデア投稿やブレストなどを通じた研究活動を進めるというものだ。
ハッカソンを定期開催、参加で研究員のランクアップも
特別研究員には、通信周辺技術関係者のみならず、バイオテクノロジーや建築、デザイン、音楽、その他アートなどさまざまなジャンルの指揮者が招かれている。今年度の活動としては、Web上で「オンラインディスカッション」を行うほか、ハッカソンを定期開催し、アイデア開発とプロトタイプ製作を行う。そうして製作したプロトタイプをベースに、コンセプトモデルを開発するという。
“研究員”としての参加登録は無料で可能。TwitterまたはFacebookのアカウントでログインすればよい。研究員には、活動への参加率や投稿したアイデアの評価に応じ、クラスアップするランク付けシステムが設けられており、「最高研究員」に認定されると、抽選で世界最大のテクノロジーの祭典として知られる、米・テキサス開催の「SXSW(South By South West)」に招待してもらえる。
関心のある人は、ぜひ一度チェックを。

au未来研究所
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