一般ユーザにも配信プラットフォームを開放
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、同社が展開するインターネット上の仮想ライブ空間「SHOWROOM」について、13日、サービスの大幅リニューアルを実施した。一般ユーザにも配信プラットフォームが開放され、番組配信が可能となっている。
「SHOWROOM」は、双方向コミュニケーション型の仮想ライブ空間として提供されているもので、これまで主にアイドルを中心とした番組配信が行われてきた。これをより多様なコンテンツが提供される場となるよう、音楽カテゴリーを中心とするアーティストのミュージックチャンネル配信や、お笑い芸人、モデルなどによるトーク番組の配信、スポーツチームやアスリートによるスポーツ番組の配信などが可能なプラットフォームへと拡充している。
また、一般による配信には対応していなかったが、今回配信プラットフォームが開放されたことで、だれでも無料の会員登録さえ行えば、「SHOWROOM」を用いた番組配信を行うことができるようになった。英語によるメニュー表示も可能となり、海外ユーザの配信にも対応するものとなっている。
(画像はプレスリリースより)
マネタイズ手法も拡充、スマホからの配信にも後日対応予定
一般ユーザによる配信は「アマチュア」チャンネルとして行われ、有料・無料の「ギフティング」数、視聴者数、配信回数、コメント数などの諸要素から、DeNAが定める算定式によってポイントを付与し、それに応じた金銭を「SHOWROOM」サービス全体の売上から分配するとしている。
また、配信者のマネタイズ手法をさらに拡充する予定で、これまでの「ギフティング」システムだけでなく、「番組単位の月額課金」や「一番組ごとの視聴権販売」を10月以降、順次利用可能としていくという。
このほか、13日時点ではPCの配信のみ可能となっているが、後日、スマートフォンからの配信にも対応する予定だと発表されている。

株式会社ディー・エヌ・エー プレスリリース
http://dena.com/press/2014/09/dena-showroom.phpSHOWROOM PC版サービスサイト
https://www.showroom-live.com/