米国で「Buy」ボタンをテスト中と発表
米Twitterは現地時間の8日、公式ブログで「Buy」ボタンを用いたeコマースサービスのテストを開始していることを明らかにした。また同日、eコマースサービスの提供に関わる新たな規約を反映し、Twitter利用規約の改訂を実施した。
発表によると、現在、テストは米国の一部ユーザーを対象に実施しているという。Twitterが提供するものとなるeコマースサービスでは、ツイートから直接商品を購入することができる「Buy」ボタン機能をアプリに導入。購入完了までのステップはごくシンプルで、製品の詳細ページチェックと発送先や支払いに関する情報の入力まで、数回のタップで操作を終えることが可能とされている。
配送先住所や支払いに関する情報は暗号化して取り扱われ、1度情報を入力すれば、その後は新たに入力する必要もなく、スムースに購入手続きが行える。なおユーザーの許可なく、販売者と情報が共有されることはない。
Group Product ManagerのTarun Jain氏は、公式ブログの発表記事において、便利で簡単な、そしてだれもが楽しく使えるモバイルショッピングを実現するものだと説明している。
(画像は公式ブログより)
利用規約およびプライバシーポリシーの改訂は日本でも実施、近くサービス開始か
テストには米国のeコマースプラットフォーム事業を手がける数社が参加しており、今後著名ブランドや有名人なども参加していく予定であることが発表されている。
テスト実施は米国内に限られており、日本国内では行われていないが、eコマースサービスの提供に関わる規約を追加した利用規約の改訂は同時に行われているため、近く日本も含めたグローバルでのサービス開始となる可能性は高いとみられる。
なお購入時に、配送先住所やクレジットカード番号など個人情報を提供することが必要となるため、新しいセクションを追加したプライバシーポリシーの改訂もあわせて実施されている。

Twitter Official Blog 該当発表記事
https://blog.twitter.com/2014/