22日14時頃より必須に
無料通話・メールのコミュニケーションアプリを提供するLINE株式会社は19日、「LINE」のスマートフォン版アプリにおいて、4桁のPINコード設定を必須化すると発表した。22日14時頃からの順次適用となっている。
このPINコード設定必須化は、昨今多発しているLINEへの不正ログイン(アカウントの乗っ取り)による被害拡大を防ぐために実施するもの。本人かどうかを確認するため、電話番号の異なるスマートフォンからのログイン時にPINコード(暗証番号)を入力してもらう。
PINコード設定は、メールアドレスとパスワードに加えて利用することで、不正ログインを受けにくくなることから、希望するユーザーが設定可能なオプション機能として、7月17日より提供されていた。今回、これをLINEアプリのバージョン「4.5.0」以降のユーザー全員で必須とする。
(画像はLINE公式ブログ発表記事より)
すでに利用中のユーザーも安全なPINコードか確認を!
PINコードを登録する際は、アプリの設定メニューにある「アカウント」から「PINコード」を選び、任意の4桁の数字を2回入力、「OK」をタップすれば完了だ。
LINEでは、このPINコード必須化をアナウンスするとともに、すでにPINコード機能を利用しているユーザーにも、危険なPINコードになっていないか、今一度確認するよう求めた。例として、同じ数字や連続する数字、よくある語呂合わせ、ユーザー本人の個人情報と関連する数字などは、第三者に推測されやすいため危険であると説明し、作成のポイントを指南している。

LINE株式会社 公式ブログ 該当発表記事
http://official-blog.line.me/ja/archives/1009539887.html