「USEN SPOT Enterprise」の販売を開始
株式会社 USENは8日、チェーン店向けのフリーWi-Fiサービスとして「USEN SPOT Enterprise」を10月より販売開始したと発表した。今年1月に提供を開始した店舗向けフリーWi-Fiサービスの「USEN SPOT」に加えて新たに提供するもので、Wi-Fiサービス自体に社名やブランド名を付けるなど、オリジナルのサービスとして展開できる点が特長となっている。
キャリアや端末に関わらず、自由に利用できるWi-Fiサービスで、外国人観光客の利用にも配慮し、「外国人対応SSID」サービスを標準装備している。これにより、訪日外国人もメールアドレスの登録など、面倒なID登録を行うことなく、自国から持ち込んだ自分の端末を用いて接続し、インターネットを手軽に利用することができるという。
登録画面では、2013年度の来日人数データをもとに、上位11カ国の言語を選択可能としており、幅広い外国人観光客が快適に接続・利用できるよう工夫されている。これらの対応は、2020年の東京オリンピック開催を念頭に施したそうだ。
手頃な導入費用、クーポンや広告配信なども効果的に展開可能
店舗はこの「USEN SPOT Enterprise」を導入することで、オリジナル性を印象づけるフリーWi-Fiを提供できるだけでなく、クーポンや広告などの配信による販促・集客活動も効果的に行うことができるようになる。
料金は、1店舗あたりの初期導入費用で2万円(税抜)、月額が1,400~1,900円(税抜)となっている。来店して接続利用するユーザーに一切費用はかからない。なおサービスは50店舗以上のチェーン店での利用を想定したものといい、同社のUSEN音楽放送との相乗効果も図っていくとしている。

株式会社 USEN ニュースリリース
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