全世界で一斉提供開始、スマホ版のサブデバイスとして最適化
LINE株式会社は15日、同社の提供するメッセージングスマートフォンアプリ「LINE」のiPad版をリリースした。全世界での一斉提供開始で、iPadの大画面に最適化された「LINE」を利用することが可能となっている。対応はiOS 7以上のiPadで、App Storeより無料でダウンロードできる。
このiPad版LINEでは、ユーザーインターフェイスをiPadの大きな画面に合うようリデザイン。スマートフォン版のサブデバイスと位置づけられており、アプリをダウンロードしたら、スマートフォン版で登録したメールアドレスとパスワードでログインして利用をスタートすることができる。アカウントもスマートフォン版と同一だ。
大画面とキーボードを用いての「LINE」による友達とのコミュニケーションが可能になるほか、iPadでブラウジングや動画の視聴、その他なんらかの作業を行っている最中でも、デバイスを切り替えることなく「LINE」を利用できることから、より気軽に、快適に使用できるとされている。
(画像はプレスリリースより)
友達リストやスタンプはそのまま利用可能、新規登録は不可
iPad版では、メッセージの送受信やグループ作成、画像および動画・位置情報・連絡先・ボイスメッセージの送受信ができる。これらの「LINE」サービスにおいて、スマートフォン版で作成した友達リストや、購入したスタンプはそのまま利用可能だ。スタンプは「設定」から「スタンプ」を選択し、購入済みとして表示されるものをあらためてダウンロードすればよい。
ただし、iPad版でアカウントの新規登録を行うことはできない。また、現時点では音声通話やビデオ通話も非対応とされている。なお初回ログイン時には、スマートフォン版LINEでの認証作業が必要だ。iPad版でログインした際に表示される4桁の認証番号を、スマートフォン版LINEの確認画面に入力すれば、利用を開始できる仕組みとなっている。

LINE株式会社 プレスリリース
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2014/849App Store : LINE for iPad
https://itunes.apple.com/jp/app/line-for-ipad/id913855602