2006年のサービス開始時から現在まで数千億のツイート検索が可能に
米Twitterは現地時間の18日、同社が「Twitter」サービスの提供を開始した2006年から現在までの、ユーザーによって投稿された数千億に上るツイートを全て検索可能とするインデックスシステムの構築を完了したと発表した。今後数日のうちに、全てのユーザーが利用できる機能となるという。
Twitterの検索機能に関しては、2012年から本格的に全ツイートを対象とするインデックス化のプロジェクトが開始された。2013年には、検索対象ツイートが一部に限られるものの、過去ツイートの検索が可能となり、技術的基礎が築かれ、今回全ての過去ツイートを対象とするインデックス化が完了した。
過去のテレビ番組やスポーツイベント、カンファレンス、歴史的出来事や政治等のニュース、ビジネストピックスといった各種事象に関するこれまでのツイートを、ハッシュタグを手がかりにするなどして閲覧することができる。
「高度な検索」の絞り込み機能も
検索はウェブブラウザ版のTwitterで利用できるほか、iOS向け、Android向けのアプリでも利用できる。東日本大震災に関するツイートや、スコットランドの独立をめぐる問題へのツイートなど、長期にわたってホットトピックスとなった関連ツイートをまとめて見ることで、あらためて振り返ることも可能となっている。
検索の絞り込み機能として「高度な検索」を使うことも可能で、これにより特定のフレーズや単語、日付の範囲指定、表記言語や地域の指定といったフィルターで絞り込みが行える。

Twitter Engineering Blog 発表記事
https://blog.twitter.com/2014/buildingTwitterの高度な検索
https://twitter.com/search-advanced