「MIFES 10(仮称)」パブリックベータ版の配布を開始
メガソフト株式会社は27日、構造解析エンジンを搭載し、ソースコードやHTML単位での明示・編集を可能としたテキストエディタ「MIFES(マイフェス)」の最新バージョン「MIFES 10(仮称)」のパブリックベータ版について、同日より無償配布を開始したことを明らかにした。
「MIFES」は、C、Ruby、Javaなど各種プログラミング言語のソースコードやHTMLといったWebソース、テキスト原稿、CSVやXMLなどのデータファイル、バイナリファイルなど、さまざまなファイル編集が行えるテキストエディタ。
今回公開テスト版として公開された最新バージョンのパブリックベータ版では、新たに構造解析エンジンを搭載し、ファイルの特性に合わせてブロックを自動認識することができるようになっている。ファイル解析後、ブロック単位での表示・選択・編集機能が利用可能だ。構造解析による新機能や表示機能の適用方法などは、プログラム言語別に設定できる。
正式発表は来年2月を予定
ユーザーが指定した行頭の文字や記号をカギとして構造を解析し、「アウトライン」ウィンドウに表示する機能もあり、ジャンプ・ブロックの選択も可能で、文書構造全体を把握・管理しやすくなった。
比較(diff)エンジンも刷新され、相違箇所を文字単位で表示したり、内容の違う行を同じにしたりするなど、機能が向上、より便利に使いやすい仕様となっている。単語補完機能により、入力した文字から始まる単語を候補の中からリスト表示させて選択入力することもでき、効率アップと誤入力の防止にも寄与するという。
メガソフトでは、このパブリックベータ版無償提供を通じ、ユーザーからのフィードバックを活かした上で、さらなる開発を進め、来年2月にも正式発表を行いたいとしている。
(画像はニュースリリースより)

メガソフト株式会社 ニュースリリース
http://www.megasoft.co.jp/publish/mifes10beta/