「ニコニコ生放送」と「ウェザーニュース」が災害報道で連携
新しいスタイルの気象情報サービス「ウェザーニュース」を提供する株式会社ウェザーニューズと、オンライン生中継の動画サービス「ニコニコ生放送」などを手がける株式会社ドワンゴおよび株式会社ニワンゴは26日、災害報道において連携していくことを発表した。
ウェザーニューズの24時間気象情報番組「SoLive24」が「ニコニコ生放送」の公式番組として配信されるようになる。今後、大きな気象災害の発生が予測される場合などに、必要な情報を「ニコニコ生放送」からリアルタイムで提供し、被害の軽減に貢献していきたいとしている。
試験放送で反響大、本格連携を決定
ウェザーニューズでは、今年10月に台風に関する情報を「ニコニコ生放送」で“公式番組”として試験的に配信した。すると、台風18号襲来時の10月4日~6日の間には、視聴者数48万人、コメント16万件が、台風19号の10月11日~14日の期間には、視聴者数153万人、コメント37万件が寄せられ、この2つの気象災害で視聴者数が200万人を突破する記録となったという。
同社は、この反響の大きさ、ユーザーからの期待を受け止め、台風や大雪など社会的に影響力が大きい気象災害が発生する恐れがある場合に、「SoLive24」を「ニコニコ生放送」の公式番組として放送し、ドワンゴ・ニワンゴと災害報道で本格連携することを決定した。
なお番組配信を通じ、より多くのユーザーと情報共有を行うほか、将来的にはウェザーニューズ、ドワンゴ・ニワンゴで、互いの強みを活かし、集合知を活用した新たなコンテンツを展開することも視野に入れている。
(画像はニュースリリースより)

株式会社ウェザーニューズ ニュースリリース
http://weathernews.com/ja/nc/press/2014