新ツール「わたしの給付金」「わたしの医療費控除」の提供を開始
株式会社Zaimは16日、同社の提供するオンライン家計簿アプリ「Zaim」において、国や地方自治体から受けられる給付金を検索する新ツール「わたしの給付金」と、医療費控除が受けられるかどうかを自動判定し、申請書類を作成できる「わたしの医療費控除」の提供を開始したことを発表した。
これらツールの新機能は、「Zaim」のAndroid、iPhone、iPadアプリ版、Web版のいずれにおいても、その最新版で利用できる。基本機能は無料だが、詳細確認や集計フォームの出力など、一部機能はZaim プレミアム会員向けとなっており、こちらは別途プレミアム会員登録が必要となる。
対象になる可能性がないか簡単にチェックできる!
手当てや給付金は地方自治体ごとに異なっており、受給対象であってもその情報を知らなければ受けることができなくなってしまう。「わたしの給付金」は、そうしたケースを防止し、ユーザーのプロフィールや家計状況などから、受けられる可能性がある給付金を自動的に抽出して示すものだ。
当初は東京23区および神奈川県横浜市、川崎市のエリアに対応し、これら自治体の合計892種類におよぶ給付金からサポートを開始するが、2月以降県庁所在地を中心に対応を拡大させ、全国展開していくとしている。
「わたしの医療費控除」は、過去4年とその年の家計記録から、医療費および関連費として控除対象になる可能性がある支出を自動的に割り出す機能で、全国のユーザーが利用できる。合計額が10万円に達していれば、控除対象となる可能性が高い。
医療費控除の申告においては、国税庁のWebサイト「確定申告書等作成コーナー」で必要事項を入力し、申告書類としてPDFで出力、印刷して提出するという方法があるが、「Zaim」はこのなかの「医療費集計フォーム」を自動的に生成する機能も搭載している。これにより、申告書類の準備にかかる手間が大幅に削減されるという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Zaim プレスリリース
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