独自のアプリストアを6月下旬にもオープン
楽天株式会社は17日、Android端末向けの独自アプリストア「楽天アプリ市場」を開設すると発表した。6月下旬を目処に正式オープンさせるといい、オープンに先駆けて、アプリ開発者向けサイトを公開した。
楽天では、これまで総合インターネットショッピングモール「楽天市場」や、トラベルサービスの「楽天トラベル」といったB2B2C型ビジネスモデルにおいて、その運営ノウハウなどを蓄積してきた。「楽天アプリ市場」では、こうした独自の知財を活かし、アプリ専用の新たなマーケットプレイスを誕生させる。
多種多様なアプリをそろえ、楽天スーパーポイントにも対応
「楽天アプリ市場」では、Android向けのアプリを無料・有料を問わず取り扱い、ゲームなどのエンターテイメント性が高いアプリから、ビジネス関連、教育関連など実用的なアプリまで、多種多様なアプリをそろえるという。
ストア内におけるアプリ購入の支払いや、アプリ内での課金には、「楽天市場」での商品購入などと同様に、楽天スーパーポイントを利用することも可能で、支払い金額に応じたポイントの付与もある。
ユーザーは、6月下旬予定のサービス開始時に公開されるダウンロード専用サイトから、「楽天アプリ市場」アプリをダウンロードすれば利用可能となる。アプリのダウンロードは無料だ。
なお、現在公開されているアプリ開発者向けのサイトでは、アプリ開発に関する情報提供が随時なされるものとなっているので、新たなビジネス機会の創出につなげたい開発者はぜひチェックを。

楽天株式会社 プレスリリース
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/0417_02.html楽天アプリ市場 開発者向けサイト
http://beta.apps.rakuten.co.jp/