主要基本機能が英語でも操作可能に
サイボウズ株式会社は2日、同社の提供する無料グループウェア「サイボウズLive」について、英語化対応第1弾をリリースしたことを発表した。基本的な主要機能が英語でも操作できるようになっている。
「サイボウズLive」は、PC、スマートフォン、フィーチャーフォンなどマルチデバイスで利用できる、多機能なクラウド型の無料チャット・無料グループウェア。企業間プロジェクトやワーキンググループ、サークル、家族など、あらゆるシーンでの情報共有をサポートする便利ツールとして知られる。
アカウント1つでファイル共有からカレンダー機能まで充実した機能を用いることができ、必要なコミュニケーションを完結させられるほか、プロジェクトごとにグループをいくつでも作成可能で、1グループごとに300人、1GBまで無料で使用することができる。従来企業内で活用されてきたグループウェアの新しい使い方を個人向け無料サービスとしてひろく提案・展開し、昨年10月には累計登録者数で100万人を超えるまでに成長した。
今後は管理メニューやアプリも英語対応へ
便利で使いやすい無料グループウェアだが、英語対応がなされておらず、留学生のいる大学の研究室や国際的NPO、海外とのプロジェクトを進めるチームなどでは、すべてのメンバーで情報共有を行いにくい状況だったことから、こうしたチームの管理者を中心に、英語化への要望が多数寄せられていたという。
こうした声に応えた今回のアップデートにより、イベント、掲示板、共有フォルダ、ToDoリストの英語表記がサポートされ、基本的な機能は英語でも使用できるようになった。
サイボウズでは、今後さらに管理メニューやスマートフォン向けアプリの英語対応が完了次第、順次アップデートしていくとしており、より幅広いシーンで、さまざまな人々との情報共有に活用できるものとなると見込まれる。
(画像はプレスリリースより)

サイボウズ株式会社 プレスリリース
http://group.cybozu.jp/news/pdf/2015/15040201.pdfサイボウズLive 公式サイト
https://live.cybozu.co.jp/