Webページで無料公開スタート!
株式会社ビデオリサーチインタラクティブは、4月28日よりスマートフォンコンテンツ間の相関関係を可視化した「スマコンDiagram」の無償公開を開始した。専用Webページでだれでも閲覧することができる。
この「スマコンDiagram」は、インターネット利用状況を調査している同社が、オープンなデータサイエンス展開の取り組みを推進する一環として公開されたもの。今年3月末にビデオリサーチインタラクティブが発刊した調査レポートである「スマコン(Smart Device Contents Report)vol.08」のデータをもとに作成された。
「スマコン」とは、スマートフォンユーザーやタブレットユーザーなど、スマートデバイスユーザーにおけるアプリや専用サイトなどのコンテンツ利用状況を定点把握するために調査を実施、作成されているレポートで、今回の「スマコンDiagram」には、2015年2月13日から2月17日を調査期間として実施した「vol.08」の「スマートフォンユーザー編」データが用いられている。
調査対象者はスマートフォンを所有している日本全国の15~69歳の男女(中学生は除く)で、対象サンプル数は4,643サンプル、対象コンテンツ数は236コンテンツとなっている。
ターゲットを絞り込んだ分析も可能!
公開された「スマコンDiagram」では、スマートフォンコンテンツ間の相関関係が、ユーザー利用の観点から一目で把握できる。チェックしたいコンテンツを選択すれば、自動で描画が開始され、可視化した図が表示される仕組みだ。
タブを切り替えることで、PCのWebサイトも含めて相関の強さを示した「スマホ&PC Diagram」や、スマートフォンコンテンツ群のリーチの拡がりを可視化した「スマホReach Network」も見ることができる。
数あるコンテンツがどのように関係し合い、どのように利用されているのか、その実態を色分けや結びつきの強さ、大きさによって、目で見て把握することができる。ページでは、「性別」や「OS別(iOS/Android)」といったターゲットを絞り込んで分析する「Diagram操作」機能も利用可能となっており、有用なデータが提供されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ビデオリサーチインタラクティブ プレスリリース
http://www.videoi.co.jp/release/20150428.htmlスマコンDiagram
http://www.videoi.co.jp/smacon_diagram/