カロッツェリア「サイバーナビ」に気分や好みで自動選曲する新機能を搭載
パイオニア株式会社と株式会社レコチョクは8日、パイオニアのカロッツェリア「サイバーナビ」の新製品に対し、レコチョクの音楽ストリーミングサービスである「reply」と連携した、新しいクルマ向けの定額制音楽ストリーミングサービスの提供で協業することを発表した。ドライブ中の音楽再生に新たな楽しみを提供する。
提供する新サービスは「ミュージッククルーズチャンネル」と名付けられたもの。利用には年間3,000円のレコチョク音楽配信サービス「reply」への契約登録と、無料の専用アプリをインストールしたiOSもしくはAndroidの端末が必要となる。なおサイバーナビの「AVIC-ZH0999LS/VH0999S/ZH0999WS/ZH0999S/ZH0999L/VH0999/ZH0999W/ZH0999」には、「reply」使用権1年分が付随するため、初回使用日から1年間は無料で利用できる。
楽曲を持ち込まなくても多彩な音楽を楽しめる!
「ミュージッククルーズチャンネル」は、レコチョクのIoT市場台頭を見据えた音楽ストリーミングサービスである「reply」をもとに、パイオニア独自の楽曲レコメンド技術などを融合させて開発された車載用の音楽ストリーミング機能となる。
ユーザーは車室内にわざわざ手持ちの楽曲を持ち込まなくとも、ネットワークを経由した同機能を用いることで、気分や好みに合わせてレコメンドされる、ドライブに最適な音楽を多彩に楽しむことができる。
iOS/Android搭載のスマートフォンに専用アプリをインストールし、Bluetoothで「サイバーナビ」と接続して利用する仕組みとなっており、主な操作は「サイバーナビ」本体側からカーラジオ感覚で行える。アプリはバックグラウンドで動作するため、音楽を流しながらスマートフォンを使用することも可能で、着信時には音楽再生を停止、自動でハンズフリー機能へと切り替わるという。
好みに合った独自のチャンネルを作成する「マイチャンネル」機能や、ヴォーカルパートをカットして演奏を再生、歌詞表示を行うカラオケモードなども備えている。
パイオニアとレコチョクでは、今後もクルマに最適化した新しい音楽体験を提供し、市場創出とブランドの向上を図っていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

パイオニア株式会社/株式会社レコチョク プレスリリース
http://pioneer.jp/corp/news/press/2015/pdf/0508-4.pdfミュージッククルーズチャンネル サービス案内ページ
http://pioneer.jp/carrozzeria/try_music_cruise_channel/