日頃の活動記録とフィットネスクラブをつないで健康増進!
株式会社NTTドコモと株式会社ルネサンスは8日、ヘルスケア領域における業務提携を行うことを発表した。日常生活の活動記録など、ユーザーの身体・健康に関わるデータを管理し、活用するNTTドコモのプラットフォームと、ルネサンスの展開するフィットネスクラブをつなぎ、総合的な健康増進を図るサービスとして提供していく。
サービスは、企業や健康保険組合、自治体向けに提供するもので、モバイルやウェアラブル機器による普段の活動記録データと、フィットネスクラブなどの施設で行う運動データをあわせて把握可能にし、インストラクターや管理栄養士が、一人一人にあった運動や健康のアドバイスを的確に行えるようにする。
運動の“見える化”でやる気もアップ!
まず今秋から、NTTドコモの子会社、ドコモ・ヘルスケア株式会社が提供する日常の歩数や睡眠状態を記録・管理するウェアラブル機器の「ムーヴバンド」を導入企業や自治体などを通じて利用してもらい、クラウド型健康プラットフォームの「WM(わたしムーヴ)」でデータ収集する。
フィットネスクラブやスイミングスクールなど各種施設を全国展開するルネサンスは、このデータをもとに、インストラクターや管理栄養士を派遣し、フィットネス施設のない地域においても、実践可能な運動や生活の指導を行う。運動においては、「歩数ランキング」などの“見える化”も行い、利用者間の励まし合いや競い合いを促して、意欲を喚起させる取り組みも展開する予定だ。
また、NTTドコモが開発しているフィットネス事業者向けの顧客管理サービス「Fit-Link」を今年中にルネサンスの施設に導入する。これによってクラブ内における運動データが自動記録されるのはもちろん、クラブ外での運動記録や日常生活の活動記録がトータルで管理可能となり、これまで以上にパーソナライズ化されたアドバイスを実現する。
さらに、株式会社ドコモ・バイクシェアが提供するサイクルシェアリング事業の駐輪ステーションを、広島市にある「スポーツクラブ&スパ ルネサンス広島ボールパークタウン」にこの6月から先行設置し、全国のルネサンス店舗へ順次拡大していくことでも合意している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTドコモ/株式会社ルネサンス プレスリリース
http://www.s-re.jp/renaissance/news/2015050801