データを節約・管理!データプランを賢く活用
Opera Softwareは現地時間の26日、無料のAndroid向けデータマネージャアプリ「Opera Max」について、新バージョンを公開したことを明らかにした。「Opera Max」は、スマートフォン端末にインストールされている全アプリの動画や画像、テキストなどあらゆる使用データを圧縮し、データ使用量の節約・管理を実行するアプリ。新バージョンでは、Wi-Fi接続時にも対応し、データ圧縮が行えるようになっている。
Opera Softwareによると、現在80%のデータがWi-Fi接続時に消費されているといい、「Opera Max」ユーザーにとって、今回のアップデートは大きな意味を持つものになるとされている。新「Opera Max」では、Wi-Fi接続時のタイムラインを表示し、Wi-Fiでのアプリのデータ使用状況や振る舞いを確認できる仕組みとなっており、データ圧縮と管理を支援してくれる。
制限のあるプランを利用していても安心
モバイルネットワークの接続時だけでなく、Wi-Fi接続時も含め、常にすべてのアプリについてデータ使用量を追跡管理し、節約することが可能となったことから、使用量の多いアプリをWi-Fi接続時のみに制限するなど、データ制限のある料金プランを選択しているユーザーや、従量制のプランを用いているユーザーは、これまで以上に全体で賢く節約し、より多くのデータを効率よく扱って楽しめるようになる。
モバイル接続時のデータと、Wi-Fi接続時のデータは、それぞれ独立して圧縮でき、それぞれのタイムライン表示で示され、圧縮をするかどうか設定するオン・オフの切り替えボタンも設けられているため、状況に応じて柔軟に利用できる。Wi-Fi接続が混雑している際に、データ圧縮をオンにして、速度を向上させるといったことも可能だ。
アプリのデータ消費状況も一覧で正確に管理できるようになり、モバイル接続、Wi-Fi接続の両方で、「Opera Max」からアプリの動きを制限できる。許可なく通信してユーザーの行動追跡を行うアプリをブロックしたり、バックグラウンドで動作しているアプリの通信を制限してバッテリーを節約したりといったコントロールが簡単に行える。
UIも改善され、より親しみやすくモダンな、ナビゲーションドロワーを備えたマテリアルデザインを基調とするデザインに変更された。「Opera Max」は、現在世界135の国・地域で利用できる。
(画像はプレスリリースより)

Opera Software プレスリリース
http://www.operasoftware.com/press/2015-05-26Opera Max 公式サイト
http://www.opera.com/ja/mobile/max