簡単に場所を問わず設置できるネットワークカメラ「ARLO」を発売へ
ネットギアジャパン合同会社は6日、バッテリー駆動タイプの家庭用Wi-Fiネットワークカメラ「ARLO(アーロ)」を7月下旬より販売開始すると発表した。昨年11月に米国で発表された製品で、完全ワイヤレス、完全防水を実現している。
「ARLO」では、付属のベースステーションを宅内の有線LANに接続し、カメラとはIEEE 802.11nによるWi-Fiで通信する。カメラ電源には、一般的な家電量販店やカメラショップで購入できるリチウム電池CRC123を1台につき4個使用。電源アダプターは必要ない。
IP65/IEC60529の防水・防塵設計となっているため、Wi-Fiの電波が届く場所であれば、屋外でもどこでも、場所を問わず設置できるという。カメラ部は110度の視野角と720pの高品質画像で、広範囲にわたる様子をとらえ、ハイビジョン画質で録画できる。ナイトビジョンにも対応しており、夜間、まわりが暗い状況でも撮影可能だ。
設置手順は超シンプル!機械が苦手な人でも安心
録画した映像データは、クラウド上に保存される。用意されたiOS向け/Android向けの専用アプリでチェックできるほか、インターネット環境さえあれば、PCブラウザでアクセスし、どこからでも閲覧できる。
カメラがなんらかの動きを検知したときにのみ録画する「モーション駆動」機能を搭載し、動きが検知されない通常時はスリープモードに移行させられるため、バッテリーを節約して無駄なく使用することが可能だ。バッテリー残量はアプリから確認できるほか、少なくなるとメールで通知されるという。
設置手順はごく簡単で、まず「ARLO」のベースステーションを宅内のインターネット接続機器(ルーター)につなぐ。次に専用アプリをダウンロードし、カメラ本体とベースステーションの「SYNC」ボタンをプッシュして無線接続すれば完了だ。
赤ちゃんや小さい子ども、ペットなどの見守りに、留守宅の防犯対策にと、活用範囲は幅広い。手軽に利用できるホームネットワークカメラとして有効だろう。
価格は、ベースステーションとカメラ2台がセットになった「VMS3230-100JPS」で49,800円(税込)、追加用カメラの「VMC3030-100JPS」が17,800円(税込)となっている。ベーシックプランでカメラ3台まで無償で追加でき、最大5台を1台のベースステーションで管理できる。
(画像はニュースリリースより)

ネットギアジャパン合同会社 ニュースリリース
http://www.netgear.jp/supportInfo/NewsList/302.html